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人間とドラゴンの友情!ファンタジー映画「ドラゴンハート」

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10世紀、ヨーロッパにあるフライン王が治める国では、農民達が反乱を起こしました。というのも王は圧政で民を苦しめていたからです。

そんな王は自ら反乱鎮圧に出陣しますが、あっけなく農民によって殺されてしまいました。

ドラゴンハートあらすじ

 

若いフライン王の王子アイノンは、教育係にして剣術指南役の騎士ボーエンに様々な事を教わるも、無謀にも父王を手伝おうとして、重篤に。

王が死に、次期王も死ぬかもしれないこの状況に、王子の母でもあるアイリン女王(王妃)は、ボーエンらを伴って、ドラゴンの巣に向かいました。

そして息子の助命を懇願したのでした。姿の見えないドラゴンはアイノンの命を助けてくれました。しかしあろうことか、アイノンは王となるや父以上の圧政を行うように。それは母アイリン女王が嫌悪するほどのものでした。

夢のある中世ファンタジー映画「ドラゴンハート」

ファンタジーと言えば「ドラゴン」と言えるほど、王道中の王道の設定。

本作「ドラゴンハート」ではそのドラゴンをゲームのように倒すのが目的ではありません。

騎士ボーエンと戦いを交えたドラゴンの2人(1人と1匹)が、友情を育む話です。

製作陣が豪華な「ドラゴンハート」

監督は『ワイルドスピード』等の監督ロブ・コーエン。

製作はラファエラ・デ・ラウレンティス。『キングコング』等のディノ・デ・ラウレンティスの娘さんです。

ラファエラ・デ・ラウレンティス作品

ディノ・デ・ラウレンティス作品

映画製作者に才能ある人が多くいた為、今のCG技術と比べると、若干の見劣りがある映画ではあったものの、ストーリーがしっかりとした、情緒ある作品に「ドラゴンハート」は仕上がっています。

人間の醜さもしっかり描く

人間というのは実に都合の良い生き物です。重篤だったアイノン王子は、のちボーエンにドレイコと名付けられたドラゴンによって、命を助けられます。

しかもその方法はドレイコの心臓を半分あげるというもの。

ある意味でドレイコは自分の体を犠牲にしてくれたのです。また命を助ける条件はこうでした。これからは圧政を止めて、聖君になること。

普通、命を助けるような条件といったら、何か代償を払ったり不都合なことが多いものです。それに対して、なんて優しいドラゴンなんでしょう。

にもかかわらず、アイノン王子は王に即位するや、父以上の圧政を行って民を苦しめました。死にそうだった時は、ドラゴンに懇願した彼ですが、正常になるやいとも簡単に約束を破ったのでした。

アイノン新王に呆れ果てたボーエンは旅へ

騎士ボーエンは、新王となったアイノンに圧政をやめるように忠言しますが、結局聞き入れられませんでした。

これまで自分が何を教えてきたのかと絶望した彼は、騎士道すら捨てて、旅に出ることにしました。その最中、一匹のドラゴンと対峙し戦いました。

それがドレイコでした。

彼は人の言葉を喋れるドラゴンで、それにボーエンは驚きましたが、戦いの最中友情が芽生えました。しかしドレイコははじめ、自分がかつてアイノンを助けたドラゴンであることを隠していました。

ドラゴンですらアイノンを助けたことを恥じていたのです。他のドラゴンがやったんだというドレイコの言葉を信じ、なんとボーエンはドレイコと賞金稼ぎをする旅をしました。

あちこちの町や村に周り、悪いドラゴンが出たといって、それを倒すフリをして、金を巻き上げていたのです。ドレイコも死んだふりをしてくれ、くだらないことと知りながらも、楽しんでいたのでした。

アイノンの圧政に苦しむ民達

ボーエンとドレイコの旅は意外と早く終わってしまいます。というのもアイノン王の圧政に苦しむ民の姿を多くみたからです。

特にカーラの姿は印象的でした。

彼女は、フライン王時代に起きた反乱の後、アイノン王に父の目を潰されたあげく、命まで奪われていたのです。当

然彼女はもう一度反乱を起こして、王を倒そうといいますが、失敗すれば当然殺されてしまうことを理解している農民達は彼女の言うことを聞きません。見かねたボーエンとドレイコは、彼女と民を救う為、王を倒そうと決起するのでした。

農民にはボーエンが剣術や戦う方法を伝授し、しかも今回の反乱にはドラゴンもいるということで、農民達は皆血気盛んになりました。

「ドラゴンハート」のようなファンタジー映画が好きなら


【ネタバレあり】悪は滅ぼされるが、ドレイコとの別れが辛い

アイノン王は、農民の反乱にボーエンやドラゴンがついたことに驚愕します。それでも反乱を鎮圧しようとして自ら出陣しますが、ボーエンやアイノン達は重大な事実に気づきました。

それはドレイコの心臓と、アイノンの心臓が連動していることです。

つまり、ドレイコが死ねばアイノンが死ぬということ。

ただやっかいなのがアイノンを殺そうとしても、ドレイコが苦しむだけで、アイノンを殺せないということです。これを知ったボーエンは、友となったドレイコを殺す事をためらいますが、ドレイコは自分の犯してしまった罪から自害しようともします。

しかしアイノンがそれを許すわけありません。なのでドレイコを生きたまま捕獲します。途中アイノンの母アイリン(王太后)が、息子とはいえ悪逆な王を生かしてしまったことを悔いて、ドレイコを殺そうとしますが、アイノンに阻止されてしまいます。

反対にアイノンによってアイリンは殺されてしまいました。自分の実母すら殺す王に、もはやボーエン達は覚悟を決め、王を殺す為ドレイコを殺します。アイノンは死に、悪しき王は倒され、国に平和が訪れました。

しかし友を殺さざるをえなかったボーエンは悲しみにくれました。しかし彼に殺されるなら本望と、ドレイコは死んで星となったのでした。

「ドラゴンハート」は涙なくして見れないラストとなりました。







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