紫外線の強くなる時期のお出かけは、日焼け止めが必須です。でも、急いでいるときは日焼け止めを塗るのに時間がかかってイライラするし、かといって塗らないとシミが・・・・・・。
ここでふと思うのが、
「長袖を着ていると、日焼け止めはいらない?」
「服の素材によって、紫外線を通したり通さなかったりするの?」
まず、お伝えしたいのは、長袖を着ていれば、紫外線対策万全というわけではありません。
それは、服の素材によって、日焼けするしないというのは変わってくるのです。
もし、日焼け止めのベタつきや白浮きが嫌い、もしくは、日焼け止めを塗ると肌荒れしてしまうので、紫外線対策として長袖を着ようという方は、こちらの記事を参照してください。
日焼け止めが嫌いだから、長袖だけで日焼け対策は可能?
暑い時期になってきました。毎年、日焼け対策をどうしようと気にする方、多いんじゃないでしょうか?
実は紫外線は1年中、降り注いでいるので、夏だけの日焼け対策では、年齢を重ねたときに手遅れになる場合があります。
でも、1年中、日焼け止めを使用して、ベタつきや白浮きに悩まされるのは、勘弁!だったら、長袖で!
そう考える方も多いかもしれません。
でも、日焼け止め対策で長袖使用には大きな落とし穴が!暑い思いをして長袖を着ていても、完璧に紫外線対策ができているとは限らないのです。
長袖を着ていても、服の素材や色によっては紫外線を通しやすいものもあります。そのため、いつの間にか日焼けをしているという……。
日焼け対策を万全にしたい女性は、このような事態は何がなんでも避けたいですよね。
では、どんな長袖を着れば日焼け止めが不要になるのでしょうか?疑問を解決していきたいと思います!
これで完璧!日焼けしない長袖の選び方
日焼け止めのベタベタ感や白浮き、肌に日焼け止めが重く乘っている感じが嫌という女性は、長袖をうまく使ってUV対策をしていきましょう!
日焼けをしにくい材質の長袖やUVカット効果のあるものなどを選ぶのが1番のポイントです。
日焼けしやすい素材、しにくい素材は?
紫外線を通しやすい素材
1:綿(コットン)
2:麻
綿や麻はとても通気性がよいですよね。そのため、春や夏の服に多く使われています。しかし、蒸れずに涼しく着られるということは、同時に紫外線も通りやすいのです。
紫外線を通しにくい素材
1:ウール(羊毛)
ウールは冬服、ニットなどに使われています。春夏に着るのは少し難しいですね。そこで次は、暑かったり暖かい時期でも着やすい便利な服を紹介します!
UVカット効果のある長袖
UVカット加工のされている長袖は、紫外線をかなり高い割合でシャットアウトしてくれます。商品よっては9割カットするものもあるので、日焼け止めをわざわざ塗らなくても強い紫外線から大事な肌を守ることができます。
紫外線対策に、服の色は関係ある?
実は同じ素材でも、色が違うだけで紫外線カット効果が変わってきます。
黒:紫外線をカットするのに最も効果的な色です
黄色:紫外線を遮断し、黒ほど熱を吸収しません。
紫外線を通しやすい色はこれ
白:紫外線を他の色よりも通しやすい
長袖以外の紫外線対策はアームカバー
冬など、寒い時期は長袖でもいいですが、暑くなってくると、長袖はしんどくなってきます。
そこで、暑い時期に長袖以外に取り入れていただきたいのが、アームカバーです。年齢が上の女性が自転車や車の運転時に使用しているイメージのアームカバーですが、あるととても便利です。
暑い時期にアームカバーを使用するメリット
アームカバーは靴下のように、簡単にはめることができて、着脱が楽です。日焼け止めを塗るには時間がかかりますし、暑い時期に長袖はしんどいですが、UVカット効果のあるアームカバーなら、しっかりと紫外線対策ができます。
敏感肌で日焼け止めにかぶれてしまうという方や、紫外線対策をしっかりしたいけれど、朝、忙しいので時間をかけられないという方にアームカバーで紫外線対策はぴったりです。
アームカバーは通気性もよく、ダイソー・セリアなどの100均でもUVカット効果のあるアームカバーを売っているので手軽に購入ができます。
また、長く使えるので、毎年日焼け止めを数本買うよりはるかに安く紫外線対策ができます。
日焼け止め対策は、塗るだけではありません。ぜひ、アームカバーを使って紫外線対策をしてみてくださいね!
服にUVカット効果がない場合は、紫外線カットスプレー
クローゼットをチェックしてみてください。UVカット効果のある服ってわずかじゃないでしょうか?しかし、全部の服をUVカット効果のある服に買い替えるのは経済的ではありません。
その時に有効なのが、紫外線カットスプレーです。お気に入りの夏服も、紫外線カットスプレーでUVカットでき、日焼けを気にせず切られるようになります。
紫外線カットスプレーの持続時間は?
スプレーするだけで日焼け止め対策ができる紫外線カットスプレー。ここで1つ気になるのが、紫外線カットスプレーは、1回使うと何時間もつのでしょうか?
実は、紫外線カットスプレーは、確実にどれぐらい持つというのは証明されていません。肌に塗る日焼け止めのように、紫外線カットスプレーはSPFやPAが明記されているわけではないのです。
いろんなメーカーから、紫外線カットスプレーが売られています。その中には、「半永久的に紫外線カットスプレー効果があります」とうたっているところも!
しかし、服を着ていると摩擦が起こります。また、雨なども降り、紫外線カットスプレーの効果は落ちてしまいます。紫外線カットスプレーは2~3か月に1度はつけ直すなどして、夏場の服はこまめにメンテナンスしてあげましょう。
服を洗うと、紫外線カットスプレー効果は落ちる?
服を着ると、どうしてもお洗濯が必要になってきます。服を洗うと、紫外線カットスプレー効果は落ちるのでしょうか?
一般的には、1回、紫外線カットスプレーをつけると、3回ほどの洗濯しても紫外線カットスプレーの効果は持続するといわれています。
しかし、これは自宅でお洗濯する話です。クリーニング店を使用する場合、強い洗剤を使用するので、紫外線カットスプレーの効果がすぐに落ちてしまう可能性があります。
クリーニング店を使用した場合、紫外線カットスプレーをつけたばかりであっても、付け直すようにしましょう。
服の素材で、紫外線カットスプレーが使用できないものも?
紫外線カットスプレーは、1本持っていると絶対にいいアイテムということは分かっていただけたでしょう。しかし、紫外線カットスプレーは、全部の服に使えるわけではありません。
紫外線カットスプレーの効果がない服の素材は?
紫外線カットスプレーは、服の繊維にUVカット効果を持たせます。繊維の隙間に紫外線カットスプレーの粒子が入り込んで、UVカット効果を発揮するわけです。
レザー:革は、密度の高い素材なので、繊維の隙間に紫外線カットスプレーの粒子が入り込めません。
※その分、紫外線を通しにくく、紫外線防止効果は、紫外線カットスプレーの使用がなくても高いです。
紫外線カットスプレーやアームカバーだけでは万全ではない!飲む日焼け止めサプリも併用すすのがおすすめ!
アームカバーや紫外線カットスプレーでは、紫外線対策に限界があります。また、身体の隅々まで紫外線対策できるわけではありません。
例をいえば、目はサングラスを付けない限り紫外線対策できませんよね。しかし、どこでもサングラスOKというわけではありません。
そこで、塗る日焼け止めが嫌いな人にアームカバーや紫外線カットスプレーとともに使用していただきたいのが、飲む日焼け止めサプリです。
この飲む日焼け止めサプリは、お肌を日焼けから守る他、目や髪の紫外線対策も同時にできます。これは、塗る日焼け止めではできないことです。
まとめ
塗る日焼け止めが嫌いな方のために、UVカット効果のある長袖を着たりアームカバーを使う方法を紹介させていただきました。
飲む日焼け止めサプリと併用して、万全の紫外線対策を行っていきましょう!