以前、メルカリで売ったり買ったりをしていたときに、ポイントがもらえて、ちょうど家に緑茶が無かったので、購入してみました。
2パック500g入って300円ぐらいだったと記憶しています。
不味い緑茶が送られてきた!
ポイントのお蔭で実質タダで我が家に届いた緑茶。
メルカリ批判をするわけではないのですが急須に入れて飲んでみたら、めちゃくちゃ不味い。
味オンチな私でも不味い!と分かる程、不味い緑茶でした。
妙に焦げっぽいというか、繊細な緑茶にはない雑味感で、1回飲んだだけでキッチンの棚に放置。
しかし、残り998gほどあるわけで、捨てるのももったいない。
クックパッド先生に相談してみたところ、古くなった緑茶を煎ってほうじ茶にすればよいという答えを頂きました。
ところで、ほうじ茶って?
そこで気になるのが、ほうじ茶自体の存在。「焙(ほう)じた茶」が由来だそうで、煎茶や番茶を煎ったものを指します。
焙じているので、色が茶色く、苦み成分であるタンニンが飛んでいるので緑茶より飲みやすいのが特徴。
茶色いお茶といえば、番茶。
しかし、調べてみると番茶とは「摘採期、品質、地域などで外れたもの、低級品の緑茶」
となっており、茶色くはないみたい。
地域によっては、ほうじ茶のことを番茶ということもあり、私の地域はまさにこれでしした。
緑茶を煎って、ほうじ茶を作ろう!
ということで、998gの一部を使って実験がてらクッキングです。
この古くて不味い緑茶。
ちゃんと香ばしいほうじ茶になってくれるのでしょうか?
緑茶→ほうじ茶の作り方は簡単で、フライパンで10分ほど煎るだけ。
水、油などは何も使いません。
このようにフライパンに乗せます。
火力は、中火です。
すぐに色が変わり始めます。
3分後。
香ばしい香りが立ってきます。
街中にあるお茶屋さんの店の前を通りがかったような感じ。
「あれ、私、料理下手なのに、プロってる??」と勘違いしそうになる深みのあるいい香りです。
白い煙が出てきますが、そのまま煎り続けます。
10分後。
こんな感じでほうじ茶らしくなりました。
細かい粉が出るので、葉っぱと粉をザルを使って分離。
見た感じ、大分、ほうじ茶っぽい。
こちらは、粉。あとで、ほうじ茶ラテに使用します。
牛乳、ガムシロップ、ほうじ茶の粉さえあれば簡単にできるそうなので、後でチャレンジ!
では、実食っ、ではく、実飲!
お湯を入れるとすぐに色が出できます。
分かりやすいように耐熱グラスに入れてみます。
耐熱グラスを用意している間に、かなり色が濃くなりました。
飲んでみます。
かなり香ばしいほうじ茶になっています。
スーパーで売っているさらりとしたクセのないほうじ茶ではなく、ホテルとかおしゃれカフェで飲むちょいクセのある味です。
香ばしさが好きな人は気に入っていただける味だと思います。
別バージョンも紹介。
今回、画像で紹介したのは茎が多いお茶っぱ(下の画像だと左)。
葉っぱの部分を使った緑茶が右になります。
茎と葉だと、煎ると味が違う!!新発見でした。
・茎が多いほうじ茶 → かなり香ばしい。人によってはくどいと感じるかな?
・葉っぱが多いほうじ茶 → ほんのり緑茶の味が残っているさっぱり味。
緑茶で香りがよいものが好きなら、
がおすすめです。
本当にいい香りで、自分の御褒美用にも、お客様用にも使えます。
普通の高級緑茶にはないいい香りがする緑茶なのでぜひどうぞ。
以上、「古くて不味い緑茶が、10分煎るだけでおしゃれカフェのほうじ茶に!」の記事でした。