人生で躓きまくっていたとき、OLからフリーランスへと人生を変えてくれた本が『夢をかなえるゾウ』。頑張っても頑張っても報われなくて、仕事や対人ストレスも頂点!!毎日ストレスしかない、そんな人に読んでもらいたい。
夢をかなえるゾウを読んでもらいたい人はこんなタイプ
- 仕事のストレスがつらい
- 人生を変えたい
- 夢を叶えたい
毎日満員電車に揺られて、理不尽なOL特有の仲間意識やちょっとしたいじめなど給料のためだと思って我慢してきたけど、積もりに積もって悲しくて泣きました。
理不尽な理由で怒られ、さらにめんどくさい女性独特の派閥争い。どうして毎日、こんなにストレス状態なの?と20代30代OLは特に感じていると思います。
もう毎日がストレスしかない、そんな日々、そんなとき、なにげに本屋さんで手にとった自己啓発コーナーにあったインドの象の神様ガネーシャが拍子の夢をかなえるゾウでした。
夢をかなえるゾウあらすじ 作者は水野敬也さん
主人公はどこにでもいる普通のサラリーマン。
彼はこれまでにも自己啓発の本を読んだり、自らを変えようとしていたが、三日坊主の性格が災いして失敗し続けてきた。
そして、会社の先輩の友人・カワシマ(実際には名刺交換しただけ)が開いたパーティーに出席した彼は、そこで有名人やアイドルの友達が談笑しているのを目の当たりにし、自分の住んでいる世界との差を痛感する。
その夜、彼は泥酔したままインド旅行で買った置き物に「人生を変えたい」と泣き叫ぶと、次の朝、枕元に関西弁を話す謎の生物が。それは置き物から化けて出てきた神様・ガネーシャであった。主人公はガネーシャに振り回されながらも、夢を成すためにガネーシャの課題を行うことになる。
夢をかなえるゾウの名言 『靴を磨く』 そんなので人生変わるの?
人生が辛い。
今の仕事から逃げ出したい。
ストレスから抜け出したい
そして成功したい!
そう思っていた私は、ガネーシャが主人公僕に課題を出すという形式で進んで行くこの本を読み始めて
「……全然成功と関係なさそう」
とガネーシャから出される課題にかなり面喰いました。
だって一つ目の課題が、
『靴を磨く』
ですもの。
靴?成功するために靴を磨く?何で??
当時、ヒールで通勤していた私。
靴自体はつま先が汚れたり革が剥がれると気になってしょっちゅう買い替えていたんですが、手入れは全然していませんでした。
そして、夢をかなえるゾウに出てくるガネーシャが出してくる課題も腹八分目に抑えるやコンビニで募金するなどなど。
今ならその大切さがわかるけれど、その当時の私にはさっぱり分からず「靴でも磨いたら魔法のような出来事が起るわけ?」と思い、初読は、ガネーシャと僕の掛け合いが面白い本だったなと思ったぐらいです。
夢をかなえるゾウを読んだあとに躓きOLに起きた不思議体験
じつは、何も変わらないなと思ってブックオフに売ってしまったんです。
でもそこから不思議体験が始まります。 ふと仕事へ通勤している途中で、仕事ができそうな人の靴(特に男の人の靴)はとっても綺麗に磨かれているなということが妙に目に入るようになって、お家でもシューキーパー、何足か同じ靴をルーティンときちんと手入れしていることを知りました。
そして、逆にボロボロの靴とか踵を踏んづけて歩いている人、踵が異様なほどすり減った靴を履いている人なども目に付くように。
「今まで靴なんて目にも止めなかったのに、これは一体」
凄く鮮明に人の靴が見えたのを覚えています。 そこから「夢をかなえるゾウ」を買いなおしたのはゆうまでもありません。
人生を変えたいならマインドチェンジ。夢はすぐに叶うのではなく、地道な積み重ねによって叶う
作中には野球のイチロー選手が例に出されています。
「イチローくんははな、他の選手が先に帰っても、ずっと残ってグラブみがいてんのや。『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』言うてな」
最初夢をかなえるゾウを読んだ時は全然、意味が分からなかったこの例。
街で綺麗な靴、汚い靴、そしてそれを履いている人が目につくようになって、ようやく気づいた自分の中で答えが出ました。
『仕事道具(=靴)のコンディションは、仕事に対する本人の姿勢そのもの』
当時OLをしていた私には靴は、私の一部。でも、 忙しいから、手が回らないからと靴はかなりおろそかにしていました。
でもいろんなものを使い捨てにできる時代に、『手入れ』なんて発想が私にはとんとなく、街で見た綺麗な靴、汚い靴が本当に衝撃的でした。 やりたい仕事をいつかするために、平日も休日も気力体力をフルに使っていた私でしたが、手入れをする時間を持つことも大切なんだと気づかされました。
夢をかなえるゾウに出会って10年後OLから私はフリーランスへ。
実績も積み上がり、あの頃の私には想像もつかないような大きな仕事のチャンスもやってきました。
靴は、断捨離もして現在は4足。
使用頻度の多いスニーカーは洗濯をマメに。サンダルもこまめに拭くようにしています。
成功したいがゆえに焦ってしまって、時間が無かったり他が見えなくなっているなら、敢えて仕事道具のお手入れ時間を保してみてください。
色々試してみたけれど、劇的な成功法則はなく日々のちょっとした改善がいつのまにか大きな変化をもたらした、そんな感じです。
成功したい人生を変えたいと思う人は夢をかなえるゾウのガネーシャの課題を1つ1つクリアしていき、小さい円の努力から少しずつ広げて「全方位」に円を大きくしていけばOLからキャリアアップもできて、私のようにフリーランスになって夢をつかむこともできますよ。
以上、「夢をかなえるゾウの名言と感想 ガネーシャが躓きOLの人生を変えた!!」の記事でした。