今日も明日もやることがいっぱい!物凄いフルスピードで仕事をこなしているはずなのに、なぜか時間が無い……。
疲れ果てますよね。
この状況、私のワークライフスタイルそのもの……。
時間が増えたきっかけは、ある1つの偶然
私は、自宅で仕事をしているフリーランスのアラサーです。部屋は仕事部屋と他の部屋がきっちりと別れています。
TVは、リビングにあるのですが、あまりにも仕事が長時間単調な作業が多くなったため、仕事部屋にTVを置いてワイドショーでも見ようかなと思いました。
外で働いている友人は、家に帰って来たらずっとTVをつけっぱなしと言っていました。
理由は、
寂しいから
だそうです。
人疲れを起こしてしまう私は、日中オフィスであれだけの人に揉まれていて、家帰ってから寂しいってなんだそりゃ?と思っていました。
でも、単調な仕事が続くと、なんとなく物足りない感じがしてその寂しさも分かるような。
仕事部屋にTVを移動。すると……
気が紛れるのでTVを単調作業が終わるまで仕事部屋に持ち込もう!
そう決意して、50型の薄型TVを苦労して移動させました。
いざ、電源を指そうとすると、
届かない!
コンセントは届くのですが、TVの専用コードが……届かない!
何のために重い思いをして運んだんだ!
と自分が悪いのに半ギレ。
TV用の長いコードをそのうち買おうかなと思って仕事部屋に見ることもできないTVを置くはめになりました。
TVを見られなくなってから不思議なことが
普段、私はあまりTVを見ることがありません。ドラマももう見なくなりましたし、情報収集はネットです。
なので、TVが見られなくなって格段困ったことはありませんでした。
ちょいとワイドショーとか休憩がてらみたいなあと思うときもありましたが、見られないし、そこまで見たいわけでもない。
朝8時にワイドショー第一弾がやって、11時前後から第二弾、14時から第三弾とほぼ同じような内容がやっています。大きな事故、事件、政治ネタだと一週間はその話題。
TVをちょっと見るという選択肢がなくなった
ちょいTVを見て休憩という選択肢が無くなってしまった私は、仕事部屋で仕事をいつも通りに淡々をこなし、休憩中は、仕事の段取りとかを考えていました。
そして休憩が終わればまた仕事。
すると妙に仕事の進みが早い!
自分でもびっくりするほど、仕事がサクサクと進んでいくのです。
これまで、
仕事→TV見ながらの休憩→仕事
だったのが、
仕事→仕事のことを考えながらの休憩→仕事
にかわっただけなのにですよ?
あれ、TVを見なくなっただけなのに、こんなに時間があるのが実感できる。
それがすごく不思議でした。
普段、あまりTVは見ませんは大嘘だった
前文に、普段、私はあまりTVを見ることがありませんと大嘘を書いた私。
TVを視聴可能な時、それは、私にとっての真実(だと思っていました)
私の心のバイブル「夢をかなえるゾウ」にも、カーネルサンダースが愛着のあるカフェを閉めてケンタッキー・フライド・チキンを開店するくだりでも書いてあります。
「まずは小っさいことからはじめてみいや。酒でもたばこでもテレビでもインターネットでもなんでもええ。そんで、そのやめた場所に何が入ってきとるか注意深く見てみいや」
そうガネーシャに言われた主人公の僕は、いつもそこでダラダラしてしまうソファーを捨てるという行動に出ます。
そこで私も、TVを見るのを止めよう決め、意識して出来るだけTVを付ける回数を減らしました。
しかし、確認すると結構TVを見ていた私
TVが強制的に見られなくなって初めて時間がまだまだあることに気付いた私。
意識して出来るだけTVを付ける回数を減らしたと書きましたが、じゃあ、実際のところは、というと
・朝、起きたときのワイドショー(15分ぐらい)
・昼、休憩時のワイドショー(細切れで1時間ぐらい)
・夜、ニュース(30分ぐらい)
その他、気になる特番系があるとき
・池上さんの選挙速報
・やりすぎ都市伝説等
・IPPONグランプリ
結構、見とるやん!
リストアップして思わず自分に突っ込みです。
もちろん、真剣に見ているわけではなく、食事をしながらとか、食器を洗いながらとか、ながら系のTV視聴なのですが、それでも、こうやって1日何を見ているか上げてみるだけで、2時間近くTVのお世話になっている……。
この2時間が、TVが強制的に見られなくなったお蔭で浮き、仕事の方に回ったのです。
あと、思ったのが、見たい番組があったときの、スタンバイ時間。
そのTVが始まる時間に予定を合わせてしまうので、一時的でもTV中心に予定が進んでしまいます。
あと、10分で始まるから、(仕事が多少のっているけど)ここでストップしようとか。
その他、TVを見てしまって、仕事に復帰する意欲を無くすとか。
フリーランスは、上司の目も同僚の目もないので、仕事したくないなーと思ったら自分に鞭を打たなければならないのですが、仕事に余裕があるときは、その鞭、どこかに放り投げてしまううんですよね、よくない。
TVは時間のない人の生活を邪魔している
好きな時間に映画やドラマを見られるU-NEXTのような動画サイトと違い、TVはその時間にTVの前に座らなければなりません。
TVで育ってきた世代なので、TVの全否定はするつもりはありませんが、やはり受け身でのTV視聴は時間のない人には危ない!
ガネーシャの言っている意味が身を持って分った
ガネーシャは、カーネルサンダースが例になっている章「一日何かを止めてみる」でこう言っています。
「本気で変わろ思ったら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて具体的な何かを変えなあかん。具体的な何かをな」
具体的な何かってわざわざ2回言っているガネーシャ。
私の『TVを見ないようにする』は単なる意識。
『TVのコンセントを抜いて見られないようにする』は具体的な行動。
TVの専用コードが届かず、偶然、TVが見られなくなった私ですが、 具体的な行動を身を持って知りました。
単調作業でめちゃくちゃ忙しい時期だったのに、TVを見られなくなったその日から、時間が余っている感じ。
この感覚、物凄かったです。
時間がないのは、無駄を見落としているせい
今回はTVの専用コードが届かない事件で、時間がないと感じていたのは無駄な時間を使っていたから気づきました。
たぶん、まだまだ、無駄にしている時間はいっぱいあるはずなので、探してみたいです。
他にも、「夢をかなえるゾウ」の記事を書いています。
以上、「時間が無いが口癖の人に贈りたい。劇的に時間が増える、ある1つの行動」でした!